スライド写真で魅せる関西一円の観光地案内 MY-EXPERIENCE

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2007/05/22

向こうの世界が見えました。

滋賀県高島市 白鬚神社

【電車・バス】
京都駅よりＪＲ湖西線→近江高島駅下車
→近江高島駅から約3km　徒歩40分・町内循環バス12分・タクシー5分
【自動車】
・京都、大阪方面より
→京都東ＩＣから湖西道路・国道161号を北上　40km
・東京、名古屋方面より
→米原ＪＣで北陸道へ、木之本ＩＣから国道8号・303号・161号を南下　45km

近江の厳島（いつくしま）

琵琶湖の西岸沿いに南北に伸びる国道161号線を走っていると、
突然、湖の中に立つ朱塗りの大きな鳥居が目に飛び込んできます。

「近江の厳島」とも呼ばれ、安芸の宮島を連想させる
「白鬚（しらひげ）神社大鳥居」がそこにはありました。

この佇まい、写真で見る限り安芸の宮島と勘違いしてしまいます。
一目見た瞬間、
一度本物を見たい衝動にかられたのを覚えています。

鳥居というのは不思議なもんです。
何かしら神聖な雰囲気を感じてしまいす。
湖に建っている姿は、なお一層のオーラを感じずにはいられません。

神様の世界の入り口なのかもしれませんね。

また、社殿や社記によると、
天下変災の前兆として社前の湖中に、
突然姿を現したとも言われています。

いったいどこにつながってるんでしょうか…

名前の由来

本殿は、161号線を挟んだ山側にあり
国の重要文化財に指定されています。

現在は延命長寿、子授け、開運招福の神様として
人々の信仰を集めているようです。
国内にある白鬚神社の総社でもあります。

本殿から大鳥居を望む

祭神は、猿田彦命（さるたひこのみこと）で、
猿田彦大神を人格化する際に白髪の老人とする端緒は、
当社の社名にあるといいます。
そして、社名からもわかるように長寿の神様として知られています。

湖に浮かぶ鳥居の景色にひかれ、昔から多くの人が訪れました。
境内には著名な歌人の歌碑が立っています。

「三尾の海に／網引く民のひまもなく／立居につけて／都恋しも」
（紫式部）

みなさんも一度、この景色を味わってみてはいかがでしょうか。
もしかしたら、『向こうの世界』が見えるかもしれません。

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