滋賀県犬上郡多賀町大字河内 字宮前
【期間】
9:00〜16:00、夏期 8:00〜18:00、大雨・積雪時等 悪天候時休業.
【料金】
大人 500円, 小人 300円.
【電車】
JR東海道新幹線「米原駅」/東海道本線「彦根駅」→「高宮駅」→「多賀神社前駅」下車。→徒歩2時間半(8km)。(バスの便はありません)
【車】
名神高速道路「彦根IC」下車→国道306線を多賀町方面へ左折。→
4km位行くと左手に「河内風穴」の大きな案内板で矢印に従って左折し→
途中から車1台がやっと通れるくらいの一本道を20分程走ると到着。

自然の神秘!
滋賀県の多賀町にある「河内の風穴」は、知る人ぞ知る全国有数の鍾乳洞。
総延長は6000メートル以上もあり滋賀県天然記念物に指定されています。
国道307号線で看板をよく目にすることがありました。
一度訪れてみたいと前々から思っていて、ついにその日がきました。
細い山道を登っていくと駐車場があり、車を停めてさらに山奥へと進みます。

河内の風穴管理事務所なるものがありました。
そこで、チケットを購入し、さらに険しい山道を登っていきます。
夏休みシーズンということもあり、非常ににぎわっていました。
滋賀県では有名な観光スポットなのでしょう。

そこは、鈴鹿山脈北部、霊仙山山塊の石灰岩地帯に位置しています。

美しい小川を横目にどんどんと足を進めて行きました。
およそ15分ほどで目的地へとたどり着きました。

ようやく現れた河内の風穴の入り口です。
写真ではよくわからないのですが、その小さな入り口からは白い霧が舞っており
どこか、神秘的な雰囲気を醸し出しています。
とても涼しく、天然のクーラーでした。
山を登って、汗をかいている体にもってこいです。
近畿地方随一の規模
河内の風穴は55万年以上前に形成されたとされています。
近畿地方随一の規模を誇り、総延長は6800mあり全国4位にランクされています。
しかし未測量部分が残っており、まだ伸びる余地があるとされいます。
まさに自然の神秘です。
入り口から入った内部の様子です。

ひんやりと肌寒いくらいに涼しく、奥へと延々と続いているようにも思えます。
しかし、入り口から約200mほどの公開範囲の奥は入り組んでいるため
許可を得た者しか立ち入ることができません。

まるで、映画のワンシーンにきたかのような幻想的な世界。
鍾乳洞のようなものは他にも行ったことがありますが、
ここまで開けた空間はなかなかありません。

通路が舗装されていて、奥へと歩を進めます。
照明の明かりが冒険心をくすぐります。
200mほどいくと、上へと続く細い階段がありました。

人ひとりしか通ることのできないはしごは、最深部へとつながっています。
順番を待ち、ようやく上へと登ることができました。
「キケンこれより奥へはいらないで下さい」

さらに、奥へと進みたくなるような看板がそこにはありました。
天井は低く、身をかがめていないと頭をうちそうなところです。

その網の向こうにはいったい何があるのでしょうか。
一般公開されているのは、ここまでです。
しかし。200m/6800mということは、その34分の1しか見ていないにすぎません。
自然の神秘はまだまだ奥が深いんです。
そして、河内の風穴にはこんな伝説も残されいます。
「洞内に犬を四匹放すと一匹は死に、残りは三重県側に出てきた」
いったいどこまで続いているのでしょう…
関連サイトはこちら(動画でも紹介されています)↓
http://www.lookpage.co.jp/topics/no031004/
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