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よみがえる阿蘇

2008/12/14 [23:41]

大観峰から、そのまま阿蘇外輪山を越える形で北上し、「やまなみハイウェイ」を走って九重高原方向へ進む。 (荷物はモンモン氏が車で運んでくれていた)


阿蘇くじゅう高原ユースホステルは、
「親戚の家に遊びに来た感じ」の、ほのぼのした宿でした。
普段はペアレントのおばさんひとりで切り盛りし、
お客が多いときだけ、その都度、熊本市内などから助っ人を呼ぶそうで、
この日の客は僕ひとりでしたが、たまたま前日に「長崎大学ユースホステルクラブ」が大勢で来ていたらしく、
阿蘇の麓、合志市から助っ人の老夫婦が上ってきていました。
ペアレントのおばさんも豪放磊落な素敵な方でしたが、
この助っ人の富岡夫妻も明るくて若すぎるほど気持ちの若いお二人で、
夕食は四人で水炊きの鍋を囲み、とても楽しいひとときでした。


しかし、僕はふとある事実に気付きました。
モンモン氏の車に忘れ物をしてきた!
自転車のワイヤーロック(数千円)とアーレンキー(5百円)。
鍵ならうちにあるヤツあげるよ!とおばさんが持ってきたのは、嬉しいけど、百均のヤツだったので、
色々考えた結果、取りに戻ることにし、翌日の目的地を再び阿蘇ライダーハウスに決めました。


逆側から、想定外にもまた訪れた大観峰は、
一転して今日は雨で視界は開けず、前日と全く違う景色。
34分で上った例の坂を、今度は下るわけですが、
ずぶ濡れ、昨今の低い気温、そして延々つづく下り…。
どうなると思います?
体が冷えすぎて過去最高に危険でした。
この道はなぜこうも僕に厳しくあたるのか…!
耐えるしかないので耐えるしかないんですが、
末端からヤバくなるんですね…。
手指と足先が冗談じゃなく痺れていきます。
「スピードワゴン」のあのアツイ暴挙を参考に、
何回か股間に手を入れて「解凍」しました。


そんな体で下ってきた阿蘇内牧で、
入った温泉(100円。ここらの温泉は100円や200円なんです。)が信じられないくらい暖かかった!
前にあったお菓子屋のいきなり団子も信じられないくらい美味しかった!


「(笑)おかえりー」
ライダーハウスに到着すると、連泊中の面々がこたつで待っていました。
映画『地下鉄に乗って』と『黄泉がえり』で感動し、
馬刺しと焼そばと焼酎の味に酔い、
もう一度訪れた阿蘇ライダーハウスは、もう一層面白い場所になっていました。
ザビ氏とサイヤ人氏とバックパッカーさんのお見送りに感謝しながら翌日出発し、
まさかの3日連続の大観峰。
阿蘇ライダーハウスは今日は美しい雲の衣のしたです。



comment (1)

そんな君に「緋色の波紋疾走ぉぉぉ!!」

イナヴァ : 2008/12/15 [11:10]

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