笑うしかない気温−8度。
冬将軍に打ち勝つ。いざ寒波を乗り越えんという熱い気持ちでやってきたのは
阿蘇でした。
今の装備で、氷点下でもしキャンプしたら、寒いとか辛いとかのレベルを越え、デンジャラスなので、
泊まりは、ユースホステルと、そして北海道以来、本当に久しぶりのライダーハウスを利用します。
阿蘇内牧にある阿蘇ライダーハウスは一泊900円。
この寒い時期に行ってみても客は自分だけかなあ…と思いつつ訪ねてみると、
6人の賑わいでした。
しかし驚いたのは最初だけで、すぐに諒解しました。
オーナーさんの熱意というか、心意気が素晴らしいんです。
人があつまる場所。
良いライダーハウスの代名詞を思い出して暖かい気持ちになりました。
そして実際にも、こたつがストーブが、夕食に皆で囲む鍋が、ああ、あったかい。。。
カブ乗りが日本中から集合する「カブ主総会」をはじめ、
多種多様なイベント事も催されているようなのですが、
「大観峰タイムトライアル」に心を動かされました。
自転車で、ライダーハウスを出発して、
10キロ先の阿蘇外輪山の最高峰にして、絶景の有名な展望台「大観峰」のゴールに向けてひたすら標高差450Mを上る、「競技」です。
タイムトライアルなので、一人で、好きなときにやって記録を残せばよい。
(やってみるか…)という気になり、話を聞いてみると、
何と歴代チャンピオンがその座にいました!
サイヤ人氏そのひとの記録は27分あまり。
旅してきた僕の感覚では、標高差450Mはほとんど一日がかりですからね、それを27分で上りますか…!
しかし1万5千キロ走ってきた僕の脚力と心肺機能だって、そんなにヘボヘボじゃあないはずだ、ってことで、
やりたい気持ちでいたのですが…、
寒波の威力が僕の予想をはるかに越えました。
夜、外に出て濡れたタオルをぐるぐる回すと、すぐに干し昆布みたいになりました。
当然のように雪が降り、チェーン規制も出始め、
阿蘇は陸の孤島になる危機に瀕していたのでした。
どうなる!?阿蘇。
…つづく
comment (2)
八代で会えたらめっちゃ面白いなあ…。しかし南の島行ってしまってるかもしれん。
年末から年始にかけて、
嫁の実家の八代に行きます。
それまで九州におれば、
おいしい馬刺しと焼酎を振舞いますので、
都合が合えばやな。