隠岐の風 その３
2008/07/21 [12:36]
夕刻、いつもどおりに漁場に網を立てにいくお父さんに付いていき、恵美丸に同乗させてもらいました。
ヨット部で培った知識と経験は、
残念ながらちっとも役に立たなかったけど、
漁師の仕事を間近に見れて、最高に面白かったです。
鋭いまなざしで船を操り網を流していくお父さんが、実に格好よかった、
仕事の種類は何であれ、こんな格好よさを漂わせて働く６０歳になりたいものです。
ついでに、朝、陸から行った白島海岸なんかに今度は海から接近。
崖の真下ぎりぎりまで進んでいってくれて
豪壮な崖を迫力いっぱいに楽しみました。
帰る道すがら、ニヤリとしてお父さんが指差した海面に目をやると、
夕陽を浴びて光るトビウオが、
しゃーーーーーーっ
と美しく飛んでいました。
隠岐に来て良かったなあ…。
豪勢な夕食とおいしいお酒をご馳走になり、そのまま一泊させてももらい、
感謝の気持ちで胸いっぱいです。
朝、くだんの網をお父さんが早朝から上げ、
かかっていたイサキやアジやサザエを、
お母さんが手際よくさばいて刺身にしてくれ、
心ゆくまで朝ごはんで頂きました。
この美味しさ、言葉で表現することが出来ません。とにかく、美味しかった！
台風が近いとかで、帰ってくる娘さんと娘さんの友達一家のフェリーのことを、二人は気にしていました。
昨日昼間、「ちょっと近く寄ったんで話ししに来ましたー」とふらーっとやってきた酒屋のお嬢さんSちゃんにしても
優しい二人に会おうと、みんなこの家にやってくるのですね。
（Sちゃんも朗らかないい方でした！）
ひとの集まる素敵な家が、
隠岐の島は中村地区に、あります。
僕もいつの日か、お土産いっぱい携えて再訪したいです。
中村のお父さん、お母さん、本当にありがとうございました！
人情と自然に出会う隠岐の旅は
…まだまだつづく
comment (4)
お母さん、コメントありがとうございます！
皆も言ってますが、本当に良い出会いでした。
いつか本当に行かせてくださいね。今後ともよろしくです。
いつになく熱いラウル、あごちくわ愛好家も、コメントありがとう。
素敵な出会いをしたね。
うらやましい・・
京都の街中で実践するのはなかなか難しいかもしれないけど、私も旅人を大切にしようと思いました。
ちょっとでも、自分の故郷に「来てよかった～」って思ってもらいたいし。
とびうおが海面をしゃーーって飛ぶとこ
かっこよさげやなあ。
その光景は隠岐の人にとっては日常茶飯事なんやろね。
あごちくわ愛好家としては、一度見てみたい。
すばらしい出会い、素晴らしい経験。
本当に世の中は、幸せと愛情で満ち溢れていることを感じさせてくれる内容でした。
世の中がどうとかニュースで見る前に、自分が一歩前に出て行動することで世の中の愛を感じることができるのだな、と感じました。
隠岐に行きたくなりました♪
作家、写真家でもあるしゃぶさ～んありがとう！
是非またお友達、彼女を連れて遊びに来て下さい。暑さの折身体に気をつけて！達成を毎日祈ってます。