大阪は丁度いま、夏の洞爺湖サミットに先立つG8の財相会議が開かれていて、市内は角角に警察官の光る目がありました。
国際会議場に近づけば近づくほどその数は増えていき、
自意識過剰でも何でもなく、
速い自転車に乗った、焼けた肌にサングラスの若い男は、
彼らの注目の的でした。
視線が痛い…。
皆して俺ばっか見て、俺がおとり役で、あっちのおばちゃんこそが闖入者だったらどうする!?
怪しい奴が怪しいとは限らないぞ!
と思いつつ、ようやくたどり着いた国際会議場では、
せっかくだから写真でも撮ってこう、とそれだけを目的に走ってたんですが、
皆の視線が痛すぎて、
一刻も早く立ち去りたかったので、取り止めました。
続いて訪れたのは大坂城。小さい頃から何度も見てきたけれど、
日本各地の城を、記憶に新しく思い出せるいま、
その大きさは、とても貴重に思えました。
なかなかこれほど大きい城はありません。
秀吉の胡坐した城、
淀殿と秀頼の自刃した城、400年てどれくらいの時間なのでしょうか。
大阪の青空破る鬼つつじ真田が夢の続き見るらし