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美術の丘

2008/05/07 [09:08]

長野の真ん中、松本から北へ松川村、安曇野市一帯は、「安曇野アートライン」と銘打たれた、大小の美術館や画廊があちこちに点在する、個性的なエリアです。


地図を広げて、美術館巡りをしてきました。
良かったのは、碌山美術館。
荻原守衛(碌山)という地元輩出の明治期の彫刻家の作品を一同に集めた美術館で、
壁に蔦が絡まる美術館自体からいって、気に入りました。
彫刻は、単純で美しい裸婦が多く、そそられ?ましたが、
「労働者」の武骨さに最も惹かれました。


そうそう、旭川で会った中原悌二郎の「憩える女」と「若きカフカス人」に再び見えることが出来ました!
特別展示として多分運ばれてきたんだと思います。
荻原守衛は中原悌二郎に影響を与えた作家であり、交流もあったみたいです。


絵画では、小川原浄という人の鋭い風景画に惹かれました。
こちらは僕の観光マップには載ってなかった小さな無料の画廊に在りました。


あと、シャガールの優しいタッチの挿し絵、
さらにはストラディヴァリのヴァイオリンなんていうものも見れました。(豊科近代美術館)
写真はそこの休憩室の椅子、イスぐらい撮ってもいいやろ、と。
美術の丘は個性的で、そして魅力的でした。




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