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美ヶ原

2008/05/08 [20:59]

標高2000Mの溶岩台地、夏には色とりどりの高山植物が咲き乱れる、美しすぎる山の上の牧場、その名も「美ヶ原」へ行ってきました。


自転車では標高1500M地点の三城いこいの広場キャンプ場まで行き、
テントを張って、荷物をおろし、さあ山のぼり。
登山道「百曲がり」を、歩いて上りました。


登山道は深い森の中を分け入っていきます。
鳥は、見たことの無い色彩の尾で、
聞いたことの無い音色でさえずり、
小動物は、遠くでがさごそと音だけさせて逃げていきます。
渓流の水は、岩を削りながら、斜面を壮快に走り、
日陰の苔は、岩にも木にも、息づいています。
山があり谷があり、
振り向けば、
遥か下に自転車で汗をこぼして上ってきた道が緑のなかに覗いてました。
自然を肺一杯に吸った1時間半。
美ヶ原にまだ着いていないのに、最高でした。


5月の美ヶ原は、あらかたの雪が融けたばかりで、
残念ながら植物の芽吹きはまだまだこれからといった様子。
しかし日本百名山の実に3分の1がここから望めるという、
自慢の360度の山並みは素晴らしかったです。
美しの塔で鐘を鳴らし、写真を撮りまくって、息を付こうと、山小屋の自販機に行けば、
缶ジュースが一本130円!
僕は200円を覚悟していたんです。
それが130円、つまり車で運んで来るには、美ヶ原はそこまで道のりの険しい場所じゃない訳ですね。
自転車と徒歩で一日がかりで気合いで上ってきた僕には、それは妙な驚きでした。


キャンプ場に戻って、ひとりの夜、
パンパンに膨らんポテトチップスの袋を割って
パンパンに張ったももをマッサージしてたら、
あっという間に眠くなりました。




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