朝市をみて輪島を発ち、
外浦(半島西側)を一路南下、
羽咋に帰って来ました。
変なところで、能登半島一周完了です。
外浦は切り立った海食崖があちこちで見られます。
そして今日は西の強風、
波が豪快に砕ける様子に、崖が作られていく瞬間をまさに目の当たりにしている気がしました。
ヤセの断崖、機具岩、巌門、崖的名所が多々ありましたが、しかし僕がいちばん惹かれたのは、
棚田です。
棚田、斜面に拓かれた階段状の田んぼ。
能登には、有名な白米千枚田(輪島のすこし東、本当に千枚ある)の他にも至るところに棚田があり、
何故だか僕はとても惹かれるのです。
今日訪れた笹波というところは、そのなかでも白眉で、
…
どう良かったのか説明したいのですが、
どう言っても、あそこで米を作っている人に、そんなんじゃないよと笑われそうで、言葉が出ません。
はやいとこ、マスターに写真を送ります。
ひとつだけ言えることは、
僕は能登で棚田を知ってしまった。ということです…。
comment (2)
なるほど、うれしい指摘!
蛙が「コロコロ」鳴く
「ゲロゲロ」ではなく「コロコロ」。
擬音語一つで、
棚田のやさしい風景が伝わってきます。
松本大洋は
学校のチャイムを
「りーんごーんだーんどーん」と
表現していました。
「キーンコーンカーンコーン」では表現できない
学校の澱みを感じました。