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金印の島

2008/12/24 [18:39]

remember陸繋島。


途中から棚田にそのイスを奪われた感もなきにしもあらずですが、
この日本縦断旅の隠れたテーマが、
日本全国の陸繋島をみて回ろう。でした。


博多湾に浮かぶ周囲8キロの志賀島(しかのしま)は、
「海の中道」によって陸から繋がれた、美しい陸繋島であります。
市街から島を一周して帰ってくる50キロ、案外時間がかかりましたが、
個性的な、面白いところでした。


島自体はひなびた漁村の点在するのどかな場所。
しかし一方で砂州部分は、何と遊園地もあるレジャー砂州になっていました。
高層マンションもどかどか建っています。
こんなパターンは初めてですね。面白い。
博多が大都市でなければこうはならなかったはずで、
どこに在るかによって陸繋島のかたちはその都度変わってくるわけです。


写真は、金印公園のモニュメント。
志賀島の畑から出てきた、漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)の金印。
邪馬台国以前に博多にあった奴国の、漢への朝貢の証です。
日本史の先生が口角泡を飛ばして熱く語っていませんでした?




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