岐阜県下呂市。
天下の名湯、下呂温泉は無色透明のやわらかい湯。
そして、飲んでみてようやくはっきりと分かる程度の、硫黄のほのかな香りが良いです。
下呂は、高温の湯がじゃんじゃか湧いている、元気な温泉なのですが、
日曜日とあってお客も多く、
街全体が元気な印象を受けました。
とくに若い人が多い。
幼い子供連れの夫婦とかカップルの姿を、温泉街でこれほど見たのは初めてかもしれません。
飛騨川の両岸に街は開けていて、中央にメインの大きな橋が架かっています。
その橋のすぐそばの川原に、混浴無料露天風呂「憤泉池」はあり、
橋の上から、最初目撃したとき、笑いました。
脱衣場も囲いもなんもナシでいきなり湯!
橋から丸見え!
風呂とは隠されているもの。という常識を囲いと一緒にかなぐり捨てた奇跡の湯です。
何でわざわざ橋の横に?
つまりある種のアトラクションになっているわけですね。
勿論男しか入っていないんですが、
橋を歩く人たちの話題はこの湯で持ちきりで、
おばちゃん連中はガン見、お姉ちゃん達はチラ見で、そしてみんな実に楽しそう。
入ろうかどうしようかモジモジしてる奴や、
中には服を着たままで足湯にしている愚か者もいましたが、
僕は勿論、普通に入ってアトラクションに協力してきました。
…入る方も何か楽しい。
これを考えた下呂の人の頭の柔らかさに脱帽です。
帽子どころか服もパンツも全部脱ぎます。
comment (2)
そう、何か多分、敢えて股間をさらけだし続けてる爺さんもおって笑けた。
露出したい人にはもってこいやな。
なかなか今のオレには勇気が要るけど、旅を続けてLV35のしげには平気やな(^^)
楽しい旅を続けられるように、願ってるわ。