別府から内陸へ入り、秋色にかがやく雄大な由布岳(1583M)の山麓の道(R500、県道11)を走り、湯布院へ。
しかし行楽シーズンただ中の今日の湯布院は、
観光客で小さな町がごった返していたので、
また今度。と、あっさり通過しました。
大分県の内陸部を奥へ奥へと進みます。
玖珠(くす)、日田を経て、山国(やまくに)というのどかな山村にたどり着くと、
「かかしワールド」なるものが開催中でした。
といっても、
刈り入れが終わった田んぼに、手作りの案山子がいっぱい並んでいるだけの、ほのぼのしたお祭りです。
町内数ヶ所にそういう田んぼがあって、面白かったので探訪してきました。
色んなかかしが居たんですが、
今年度のグランプリは絶対にこれだと思います。(そんなのあるか知らないけど)
酔い潰れたじいさんと、それを連れ帰ろうとするばあさんの、かかし。
『父ちゃん、どきいちょるかと思うたらこげなとこ寝ちょら、早う帰るばい風邪ひくばい』
僕の筆で伝わるか分かりませんが、最高に面白かったです。
すばらしいアーティストが、この山奥のちっさな村にも普通に潜んでるんですね。
何か嬉しくなりました。
アメリカンジョークみたいなんが僕は絶対許せないんですよね。
日本に生れてよかったな!
comment (3)
普通に突っ立てるかかしは鳥にもバレていて効果がないとは聞いたことはあるが、
こいつらは…余興やな。
せやけどキングオブかかしに一票。
日田といえば、奇跡の水、天領水やな。
うむ。こいつは…多分かかしの仕事は出来てないな。
なにしろ、寝てるからな。
こいつはかかし本来の仕事ができるんか?
逆にリアルすぎて鳥が寄ってこんのか?