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隠岐の風 その12

2008/08/01 [22:08]

島前内航船「どうぜん」に乗って最後の島、知夫里(ちぶり)島に向かいました。


人口600人あまりの、
隠岐諸島の島の中でももっとも素朴なこの知夫里島の
知る人ぞ知る静かな名物が、
「牛の海泳ぎ」です。
海岸近くで放牧されている牛が、
離れ小島に生えた草を食べるために、狭い海峡を泳いで渡るらしい。


するとうまい具合に、
「今日14時40分にあるよ。」
とのこと。
待ちました。


どこからか観光バンが乗り付け、
みんなで見守る「牛の海泳ぎ」は、
しかし、現在のものは観光用のもので
感動的とは言いづらかったですが、
あごを上げてとろとろ泳ぐ牛は愛らしかったです。


さて、牛の渡るその離れ小島、渡津島の浜辺で、
3人組のおじさん釣り客と、ひとりのバイク旅のおじさんに、会いました。
そのバイクのおじさんは若い頃、自転車日本一周を経験していて、
定年退職後の現在は「全国の郵便局すべてを回る旅」という規格外のチャレンジをしている方でした。
なんとアホなことを一生懸命やっておられるのか!
これだけでとても共鳴しましたが、
さらに!この方は枚方の人でなおかつ最寄り駅も同じ!
離島の、先の先の先で出会ったのは、
近所のおじさんでした。


郵便局は全国に3万軒あるらしいですが、3分の2はもう行ったそうです。
瀬戸内海の無数の島々を一個一個巡る話はアホ過ぎて感動しました。
ああ素晴らしきかな枚方人!



comment (2)

どういたしまして。
うれしいです、飾ってもらえるなんて!他にもまだまだ撮ってたんで、もっといっぱい送れば良かった。

しゃぶ : 2008/08/03 [11:18]

しゃぶさんこんにちわ!8月1日にお手紙とよく撮れてる写真が届きました。ありがとう!うれしかったです。島前でもいい出会いがありよかったですね。写真大事に飾っています。

中村の天然ボケ : 2008/08/02 [16:36]

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