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      <title>しゃぶさん自転車で日本縦断の旅【PROOF OF ASSHOLES】</title>
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      <description>ある一人の男が、自転車一台で日本縦断の旅にでることを決意した。
そんな尊敬に値する男に、みなさんからのあたたかいメッセージを！</description>
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         <title>金太郎</title>
         <description><![CDATA[<div class="caption">加太の淡嶋神社で安産祈願をしてきました。


ひな祭り発祥の場所でもある淡嶋神社は、
婦人病、安産、子授けに特にご利益がある神社なのだそう。
そして人形供養で有名で…


ん？
前にも来たぞ！ここ！
（６・１４記事参照）
前回、僕の心からの（！）祈願の甲斐あって、
親しい二組の夫婦の間に、無事、元気な子供が生まれたということで、
大学同期、頑張るなつめぐの為に、これはまた行かねば、ということで５ヶ月ぶりの再訪問です。


そしてもう一度。
どうせ他人の子やし、バカでもアホでもサルでも縮れてても全然いいけぇ元気な子供を！</div>
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         <pubDate>Wed, 19 Nov 2008 20:57:14 +0900</pubDate>
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         <title>あらぎ島　生産するコロッセオ</title>
         <description><![CDATA[<div class="caption">眼下に現れた「あらぎ島」の造形に見とれて、僕は石と化してしまった。


紀の川を下り、和歌山市に到着。
そこから北へ舵を切り、大阪港へ行くつもりが、
「あらぎ島」の情報を得て、どうしても行きたくなり、
九州がまた遠のくが、さらに寄り道をすることになりました。


あらぎ島…
和歌山県唯一の「棚田百選」選出の棚田で、
有田から有田川を５０キロ程さかのぼった山中にある。


「どこ行くんな？こんな山ん中へ(笑)。何も無かろう。」
だいたい中間地点の、明恵の道の駅で、地元のおじさんに訊かれました。
「<あらぎ島>に…」
「島…？この先に、島？」
「棚田の名前なんです。あらぎ島」
「……」
「清水っす。清水ってとこに行きます。」
「ああ清水な！まだ、だいぶあるで！まあ頑張りぃや！」


おじさんは「あらぎ島」を知らなかった。
そして口下手な僕が、何ら説明出来ないまま、おじさんは明るく去っていきました。
しかし、そう、山中に確かに島があるんです。


有田川の上中流は、河岸段丘もほとんど作らずに、
深い谷をとにかく削りながら流れています。
少ない、というか、無いかのような僅かな平地に、
田畑が拓かれ、小さな山村がぽつぽつとあります。
江戸時代前期、清水の村で、
人々は、大きく湾曲した有田川の内側の円形の土地をならして、放射状の田んぼにしました。


水に囲まれた円い棚田。これが「あらぎ島」です。
もちろん今も現役で耕作が続けられています。
写真の通り、何とも言えない、不思議な造形美。
うー………………………ワッ！
棚田好きにはたまりません。
コロッセオのようなピラミッドのような…
それがマチュピチュの場所に在るような…


しかし神殿でも陵墓でもなく、
ただの田んぼなのである！
米を得るためだけに作られたである。


僕は、一日の疲れを忘れ、思考力も失って、
たまらんたまらん…
と、うわごとを言いまくっていました。
円形闘技場の真ん中を貫く道を、
お爺さん剣闘士のカブが一台ポロロと走る。。。
たまらんわたまらんわ…</div>
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         <pubDate>Tue, 18 Nov 2008 08:31:57 +0900</pubDate>
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         <title>猫とあそんだ</title>
         <description><![CDATA[<div class="caption">国宝の大塔がある根来寺の山門には、ここをねぐらにする猫が数匹。


動物としての猫が好きな人のなかには、
飼い猫より野良猫が好きだという人が多い気がします。
僕もその一人です。
若い野良猫の、生きるために日夜闘っている感じも好きだし、
老いた野良猫の「もういいよ」っていう雰囲気はもっと好きです。
食べること以外に興味がなさそうに振る舞い、
それでいて高尚なことを考えていそうに見える。
無駄な努力なのに、表情から胸のうちを探ってしまいます。


根来寺の猫たちはとくに、
参拝客は攻撃してこないとたかをくくっているのか警戒心が薄く、ぼけっとしていて、
汚いけど可愛かった。
目の前で舟を漕いで寝てました。


猫の一日。
その足で、今度は貴志駅のたま駅長に会いにいく。


たま駅長は和歌山電鉄貴志川線の終着駅、貴志駅の駅長さんで、猫です。
一つ前のなんとか駅まで自転車で行き、ひと駅だけ電車に乗ることで
廃線の危機を救うべく立ち上がった、たま駅長の志に報います。
さぞ乗客は少ないかと思いきや、結構混んでいました。
初めてかも（？）の電車旅を楽しむ余裕もなく、
貴志駅にあっという間に到着し、
瞬時に判明したことには、
一般客はほんの少しで、大半は僕と同じくたま駅長目当てで来ていたのでした。
さすがは、アイドル猫だ。


写真の通り、改札口で勤務中のたま駅長は、
ミーコ助役、ちび助役とともに、
改札はせずにショウケースのなかで背中を舐めていました。
黒・白・茶色、きれいな三毛の毛並みは、ツヤッ艶！
僕の１７０円も、たま駅長の栄養価の高い食事代に当てられるというわけですね。
美味しいものを食べて、明日も元気に、ストレスに負けないで勤務するんだよ。たま。


アイドルか野良か、あなたなら、どっちになりたいですか？</div>
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         <pubDate>Mon, 17 Nov 2008 08:18:02 +0900</pubDate>
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         <title>高野山</title>
         <description><![CDATA[<div class="caption">高野山金剛峯寺、奥ノ院に、大師さまは今も生きている。


四国八十八ヵ所巡りを終えたお遍路は、
無事に巡礼を終えられたお礼参りとして、
弘法大師さまに会いに、高野山に登るならわしです。


高野山へは、南海電車も走っていますが、
もちろん自転車で、汗を流して登ります。
麓ちかくのガソリンスタンド「昭和シェル九度山SS、大谷石油店」さんにお願いして、
ほとんどの荷物を置かせてもらい、
空荷で快走しました。
空気はもう冷たくて、標高が高くなるにつれ、吐く息も白くなっていきます。
そして山々の紅葉がとても美しい！
険しい山に挑むような気持ちで走り始めたはずが、
やがて、逆に霊場に引き込まれるような、
迎えられるかのような気持ちになっていました。
八十八の寺のなかにも山岳寺院は幾つもあったけど、
こういう感覚は全く初めてです。


名前の通り高野山（高野町）は、
「高い山の上の平野」で、そこに、金剛峯寺を中心に、沢山の寺院がひしめいています。
（写真は高野山入り口にそびえる大門。左にちっさく門をくぐる人が見えます。）
日本にもこんな所があったのか、と思わせるような、そこは宗教都市でした。


金剛峯寺に参拝してから、いよいよ奥ノ院に向かいます。
延々と続く参道には、
並み居る杉の巨木と、真言宗に帰依したらしい有名無名の人物の数えきれないお墓と卒塔婆。


なんて場所だ…！
霊場のなかの霊場。
この上ない静謐が支配する、永遠の帝国。


そして奥ノ院に着きました。
大師さまの姿も声も僕には分からなかったけど、
確かにそこにいる大師さまに、手を合わせ目を瞑り、
僕は無心に語り掛け、報告とお礼をしました。
ありがとうございました。無事に巡礼を終え、ここに迎えて頂きました。得がたい何かが得られた気がします。


…伝え切れません。
嗚呼、僕は泣く泣く筆を投げ捨てる。
やってください。四国八十八ヵ所巡礼。</div>
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         <pubDate>Sat, 15 Nov 2008 23:57:17 +0900</pubDate>
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         <title>ボヘミアン・ラプソディ</title>
         <description><![CDATA[<div class="caption">凍える寒さに加えて小雨も降ってきた。風邪で涙目である。鼻水も止まらない。


奈良県大淀町、夕闇せまるころ、
留まるべきだった道の駅をスルーするという、ちょっとした判断のミスから、
僕は「本日の宿さがし」に苦戦していた。


道の駅からだいぶ走り続けて、
暗くなってからたどり着いた小さな町営の入浴施設で、
頼んで軒下にテントを張らしてもらおうと、
事務室に向かい、お願いしてみる。
応対してくれた大淀町の岸谷五郎さんは、優しく訴えを聞いてくれ、
僕は内心、「何とかなりそう」の気配を感じていた。
見回りにくるという警備会社にも電話連絡してくれそうである。
しかし
「んー、構へんのやけど…」
と、いささか歯切れが悪い。
というのも、事務室にはもう一人職員がいて、
後ろでやり取りを聞いている、上役らしい彼女に最終判断を任せているらしいのである。
五郎さんと僕の視線が、大淀町の奈美悦子さんの口元に集中した。


「あそこに道の駅もあるし」


悦子さんは正しい。くれぐれも、悦子は正しい。
でも、寒いんです…。道の駅、だいぶ遠いです…。
彼女の氷の一言に世の中の厳しさを知り、
次をさがすことにした。


…
道を聞いた大淀町の夏八木勲さんの推薦は、
「地域の公民館」だった。
「あそこは誰か死んだときの通夜や葬式ぐらいでしか使ってないしね。屋根もあるし。」
公民館の類にテントを張ったことはないが、
「公民館」の文字を想起すると、
それは「みんなの建物」という意味である。
みんなのものはオレのものでもある！


たぶん間違った解釈で自分を勇気付けて、
行ってみると、野宿ポイントとしてなかなか好条件である。
よし、今夜はここをお借りしよう。
安堵してチキンカツを食べていたら
どこからともなく樹木希林さんがやってきて、こう言った。
「今日ここ使うよ。一昼夜使うよ。」


誰か死んだらしい。


…
公民館をあとにして、次に進みながら、
寒くなる一方のツライ状況で、
涙目の僕は逆に笑けてきた。
旅が長くなり、こういう失策をあまりしなくなってきた僕にとって、
この手の試練は久しぶりで、
なんか楽しくなってきたのである。


そして、やがて流れ着いた思いがけない場所で、
「本日の宿さがし」は決着した。
暗くて最初よく分からなかったのだが、


そこは「墓地の東屋」だった。
誰も来ない、来るわけがない、暗闇と静寂の夜。
案外いい夜だ。
</div>
<div class="photo"></div>]]></description>
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         <pubDate>Fri, 14 Nov 2008 22:36:37 +0900</pubDate>
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         <title>飛鳥の恋人</title>
         <description><![CDATA[<div class="caption">奈良市から南へ進む。斑鳩、天理、橿原を経て、明日香村へやってきました。


飛鳥時代に興隆した蘇我氏の首領、蘇我馬子の墓とも言われる「石舞台古墳」。
丘の上に巨石がドンドコどんと積まれ、中の部屋、石室も広くてスゴいです。
居合わせた、修学旅行なのか、女子高の女生徒たちもキャンキャン騒いでいました。


規模はさほどでないものの、美しい壁画で有名な「高松塚古墳」。
このほど、文化庁の失態でカビを生やしてしまったという、その壁画は、解体修理のただ中でしたが、（写真はポスター）
代わりに壁画資料館でレプリカを見ます。
玄武、青龍、朱雀、白虎、伝説の四獣と、着飾った人々に四面を囲まれ、
天井に輝く星宿（星座）を仰いで、
土中の石室に眠った有力者のみた夢とはいかに。。。


天香久山、畝傍山、耳成山。
大和三山に囲まれた僅かな平地に、古墳と遺跡が、これでもかと集合しています。
その狭さは、この表現で伝わるか分かりませんが「中学校の校区なみ」。
この中学から日本は始まったのか…。
辺りの狭さに変に心を動かされ、また今の日本の広さを知りました。</div>
<div class="photo"><img src="http://www.my-experience.net/shigenari/img/blog-photo-1226496201.62-0.jpg" /></div>]]></description>
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         <pubDate>Wed, 12 Nov 2008 22:23:25 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>なんとみごとな</title>
         <description><![CDATA[<div class="caption">奈良駅の手前で、平城宮跡は、近鉄電車の車窓からいつもほんのひととき現れます。


ほう、ここが平城京か。
と感慨に浸ろうとすると、さっさと電車は街並に飛び込んでいってしまう…。
東大寺や興福寺や春日大社と違って、
平城宮は今は「ただの広場」なので、奈良観光では外されがちで、
小学校の遠足から始まって、幾度となく奈良に来ていても、
平城宮跡には僕は行ったことが無かったのでした。


というわけで、
いつも車窓の外を口惜しく流れて去る宮を、今回はゆっくり感じてきました。
ちょうど昼時だったので、弁当を買っていきます。
広場の真ん中北の一段高くなった場所は、
平城京の中心であり、天皇がまさしく政を行った「太極殿」の跡。
ここは地元の人の、ちょっとした憩いと安らぎの場所になっていて、
広大な平城宮跡を渡る風に体を委ねて
気持ち良さそうに昼寝する人の姿がちらほらありました。
ある人が目を覚まして去ると、次にやってきた人がまた横になり、
こっちでゴロリあっちでゴロリ。


気持ち良すぎる太極殿に、僕は自転車を担いで上がり、
「かまどや」の唐揚げ弁当を食べ、そして、


昼寝をしました。
</div>
<div class="photo"></div>]]></description>
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         <pubDate>Sun, 09 Nov 2008 19:34:35 +0900</pubDate>
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         <title>拾いにいこう</title>
         <description><![CDATA[<div class="caption">そういえば、奈良県に足を踏み入れていなかった。


大阪港から再びフェリーで大分・別府に戻って九州の旅を再開する予定ですが、
その前にちょこっと寄り道して、
秋深き古都奈良を走ることにしました。


枚方を出て、木津川のサイクリングロードを快走して南下します。
旅に出る前に、トレーニングがてら、よく走っていたこの道…。
若かったあの頃、何も怖くなかった。
ただ、出発するのが怖かった。。。
ススキが揺れ、野焼きの煙がたなびいて、
つめたい１１月の風が川を渡っています。
洗い髪が芯まで冷えて、
ペダリングの度に、調子の悪いギアがカタカタ鳴るのでした。


拾いにいこう
置き去りにしていた奈良県の道標と、
平城・飛鳥、古代王朝の残り香を、
名曲を思い出すように拾いにいこう。</div>
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         <pubDate>Sat, 08 Nov 2008 12:14:24 +0900</pubDate>
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         <title>小さな大物</title>
         <description><![CDATA[<div class="caption">一昨年にはオマールとゆきちゃん（８/３０付記事参照！）、昨年にはローパンとなつめぐ（２００７/１０/８付記事参照！）が結婚。そして今秋もまた、同じくD大学ヨット同好会同期であるプッチと、いちみちゃんが結婚式を挙げ、大分からフェリー「さんふらわあ」に乗り、大阪は天保山に駆け付けました。


僕が１円の金にもならないこの旅を長々とやっている間に、
仲間が次々と幸せを掴んでいきます。。。
しかしプッチは
僕の旅を、「クリのしゃぶさんとしての活動は…（以下略）」と言ったことがあり、
金になることをやるのが「仕事」でそうでないのが「遊び」だとするなら、
遊びまくりの遊びほうけとなる僕の１年数ヶ月を
「活動」なんて画期的な表現で捉え得ることをそのとき僕に教えてくれたのです。


いい年して、こんな、いつまでも遊んでばっかでいいんか？…はあ…。
という、後ろめたくて、不安で、苦しいような気持ちが、常に纏わりついて離れないわけですが、
「活動」っていう言葉は本当に発明みたいなもんで、
僕の頭のなかの「仕事」と「遊び」の二類型を見事に粉砕してくれました。
そうかオレは遊んでるじゃないんだ。
たまたま金にならないだけで、「活動」してるんだ！


言葉がときにどれほど人を癒し、
ときにどれほど人を勇気づけるか、
人と人とを繋ぐか、
プッチほどこれに知悉する人を僕は知りません。
今日はとくに、
マイクを握ってもなお、おかしくならない、彼の「話す力」をまざまざ感じて、
心のなかで何回も唸りました。


写真は、プッチ自身が描いたウェルカムボードの一部で、
プッチの隠れた画才に僕らは初めて気付いて感嘆したけど、
この程度の絵を描く奴はな、プッチ、
ゴマンと居るさ。
クラスに３人はいる。
でもお前はヨソの分野で、
絶対に、只者じゃないんだぜ。


…
プッチのことばっか書きましたが、いちみちゃんも、
とても素敵でしたよ。
指輪交換のとき、ベール越しに見える両のまつ毛がパタパタ…
うちわみたいになっていて、本当に美しかった。
みんなが笑っているとき僕は泣きました。</div>
<div class="photo"><img src="http://www.my-experience.net/shigenari/img/blog-photo-1225894821.92-0.jpg" /></div>]]></description>
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         <pubDate>Wed, 05 Nov 2008 23:20:24 +0900</pubDate>
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         <title>かかしワールド！</title>
         <description><![CDATA[<div class="caption">別府から内陸へ入り、秋色にかがやく雄大な由布岳（１５８３M）の山麓の道（R５００、県道１１）を走り、湯布院へ。


しかし行楽シーズンただ中の今日の湯布院は、
観光客で小さな町がごった返していたので、
また今度。と、あっさり通過しました。


大分県の内陸部を奥へ奥へと進みます。
玖珠（くす）、日田を経て、山国（やまくに）というのどかな山村にたどり着くと、
「かかしワールド」なるものが開催中でした。


といっても、
刈り入れが終わった田んぼに、手作りの案山子がいっぱい並んでいるだけの、ほのぼのしたお祭りです。
町内数ヶ所にそういう田んぼがあって、面白かったので探訪してきました。


色んなかかしが居たんですが、
今年度のグランプリは絶対にこれだと思います。（そんなのあるか知らないけど）
酔い潰れたじいさんと、それを連れ帰ろうとするばあさんの、かかし。
『父ちゃん、どきいちょるかと思うたらこげなとこ寝ちょら、早う帰るばい風邪ひくばい』


僕の筆で伝わるか分かりませんが、最高に面白かったです。
すばらしいアーティストが、この山奥のちっさな村にも普通に潜んでるんですね。
何か嬉しくなりました。
アメリカンジョークみたいなんが僕は絶対許せないんですよね。
日本に生れてよかったな！</div>
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         <pubDate>Sun, 02 Nov 2008 13:01:31 +0900</pubDate>
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         <title>別府温泉郷</title>
         <description><![CDATA[<div class="caption">気の遠くなるほど大量のお湯が、毎日湧きに湧いている別府温泉。日本一の源泉数、日本一の湧出量だそうです。


市内には、探さなくても共同浴場（つまり銭湯）がごろごろあります。
しかも多くは１００円。無料のところすらあって、素晴らしい。
昼夜かまわず何回も入りました。
（写真は鉄輪温泉「渋の湯」）
公衆トイレの手洗い水も温泉だったり、
道ばたの側溝にも普通に温泉が流れていたりします。
市内には、別府八湯と呼ばれる温泉街が八つ。
それぞれ泉質に差異はあるものの、
全体としては、万人に愛される、無色透明で香りの薄いあっさりした風味の湯のようでした。
そして共同浴場では、どこも湯が熱い！（伝統だそう）


「若者、熱かろ、この熱さが温泉よ」
「肩まで入らにゃあ、若者」
耐えながら言われた通り肩まで浸かると、
あーーーーーぢいー！


地元のじいさんたちの呑気な笑い声が高い天井に響くなか、
僕のトライアルは続くのでした。</div>
<div class="photo"><img src="http://www.my-experience.net/shigenari/img/blog-photo-1225475539.75-0.jpg" /></div>]]></description>
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         <pubDate>Sat, 01 Nov 2008 02:52:22 +0900</pubDate>
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         <title>四から九へ</title>
         <description><![CDATA[<div class="caption">約１時間の船旅で、フェリーは大分県の佐賀関に向かいます。


人生初の九州上陸だ！（下関から目撃はしたけど）
否応なく気持ちは昂ぶります。
豊後水道は潮流の激しい荒い海だということですが、
感じる分には今日は穏やかで、青い色だけが際立っています。


佐田岬の三崎港にて、道連れのOMちゃんとようやく別れました。
今治〜佐田岬、愛媛自転車ふたり旅、心底たのしかったです。
OMちゃんはこのまま四国を一周し、神奈川のゴールへ向けて太平洋沿岸を走ります。
無事に旅を終えられることを祈ります。
気を付けて。
そして道中にお住まいの皆さん、
フル装備のGIANT社のグレートジャーニーにまたがったメガネの女の子を見かけたら、その娘です。
何か食べ物を(笑)。
清々しいほど気持ちよく受け取るはずですので。


カモメを見ながら僕は夢想しました。
僕の旅が、ミラクルで本になり、さらには映画になったとき、彼女の役は誰が務めるだろう、と。
デッキでひとり考えを巡らせていたら、若い船員が
チャリ旅ッスか、いいッスねー。いや僕もね…
と急に気さくに話し掛けてきました。
たぶん僕は、
普段の、苦みばしったニヒルな横顔（！）でなく、
親しみやすい、ユルユルふにゃふにゃなニヤけ顔をしてたんだと思います。


「それガッキーしか居ないッスよ！ガッキーでいきましょう」
プロデューサーが乗り気になってきたのでした。</div>
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         <pubDate>Wed, 29 Oct 2008 18:45:41 +0900</pubDate>
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         <title>岬にあるもの</title>
         <description><![CDATA[<div class="caption">愛媛県伊方町（佐田岬半島）。豊後水道に突き出した、鋭い矢のようなその形を、マップの方でぜひ確認してみてください。


こんな個性的な場所は、是が非でも行かねばなるまい。
というわけで、
いかにも険しそうな行程にやや難色を示すOMちゃんを引っ張って、
半島付け根の八幡浜から、実に２日がかりで、佐田岬の先端まで走りました。
峻険なリアス式海岸、やはり、UPDOWNがきついです。
半島を貫く国道（R１９７）は、メロディラインという愛称が付けられていましたが、
高低に激しいロックなメロディでした。
…たまには優しい演歌も聴かせて！


♪酒は熱燗  佐田みさきー
鳥羽一郎の名曲「佐田岬」を思い出したり忘れたりしながら、
西へ西へとひた走る。
秋。愛媛は今みかんの季節です。
まわりには、森か海か、そうでなければみかんの段々畑が広がり、
よく見ると青や黄色の実がわんさか生っています。
（おじさんにもらったみかんは本当に太陽の味がしました。おじさんありがとう。）


そして尾根には、先へ行けば行くほど、
風力発電の風車がズラリ立ち並んでいて、壮観。
真下に行ってみると、これがまた面白い！
ぐリン・ぐリンとブレードがスウィンぐして、
その巨大な影が、下に居る僕らに襲いかかるようにこれまたぐリンぐリン来ます。
「（ブレードに）しがみついてみたい」
OMちゃんは、よく分かるような全く分からんようなことを言って、感動を表現していました。


そしてたどり着いた佐田岬灯台で、
僕らをその美しさで虜にしたのは、


海に沈む夕日でした。


き、きれいすぎる…
濃いみかん色に光り輝いてゆれる海面に、
漁船が一隻、ゆったりと波をひいていく。
太陽はみるみる高度を落としてゆくのに灯台の時間は半ば停止して、
虜になった旅人は、
たまに思い出したようにシャッターを切るほかに何も出来ませんでした。


やがて夕日は沈み、茜色の西の空に、
交代で金星が一個、見事に打ち上がった。
しかしそれは、
その後につづく、満天の星による長い夜の宴の始まりに過ぎないのでした。
「きてよかった…」
彼女が小さく洩らしました。</div>
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         <pubDate>Mon, 27 Oct 2008 21:17:49 +0900</pubDate>
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         <title>大洲郷土館 YH</title>
         <description><![CDATA[<div class="caption">本当に久しぶりのユース泊。大洲郷土館ユースホステルはとても気持ちがいいところでした。


建物は古いけど、掃除が行き届いていてきれいで、快適です。
洗面所に綿棒が、電子レンジ横にはキッチンペーパーが、さりげなく用意されていたり、
談話室のテーブルにはポットのお湯とインスタントコーヒー、さらにミカンも積まれていて、とても気が利いています。
そして客室のカーテンを開けると目の前に大洲城、
談話室からはゆるく蛇行した肱川の流れ。
伊予の小京都、大洲のたおやかな空気が、
ここに居ながらにして十分に感じられます。


お客の満足度は、談話室のアルバムに収められた、玄関で撮った全宿泊客のスナップ写真の表情にも出ていました。
お遍路さんも多い。サイクリストも、外人さんも多い。
皆の旅はこの城の横のオアシスで交差しているのですね。


門を曲がって見えなくなるまで、
ペアレントさん親子がおもてで見送ってくれました。


さあ、今日も漕ぎますか！
ペダルに力がこもります。</div>
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         <pubDate>Fri, 24 Oct 2008 15:48:28 +0900</pubDate>
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         <title>もらいすぎサンダーロード</title>
         <description><![CDATA[<div class="caption">上尾峠を上り切ったところで、汗を拭いて休憩していると、
松山からバイクで水を汲みに来たという、歯抜けのオジサンが話し掛けてきました。


人の好いオジサンは、
袋いっぱいのトマトと手ぬぐいを２枚、くれました。
オジサン、ありがとう！
OMちゃんは相手の言葉がよく聞き取れなくても、
愛想よく会話していました。
この女…！


歯抜けオジサンの水場で、僕らも水を汲もうと訪れると、
同じく松山から来たご夫婦の先客が居て、激励をもらいます。
そして、その先の道の駅「ひろた」にて、
おはぎと柏餅の昼ご飯をご馳走になりました。
ご夫婦、ありがとう！


さらに、そこの駐車場で野良猫と遊んでいると、
前に松山のドラッグストアで会っていたおばさんが
「またお会いしましたね(^-^)」とやってきて、
ゆずクッキーをくれました。
おばさん、ありがとう！


頂きもの数珠つなぎです。
ありがたい限りだ。
そしてOMちゃんは、軽やかに爽やかに物をもらう。
「いーんですかー！ありがとうございます！」
電車で人に席を譲ろうとして固辞されてばつが悪い感じになるときありますよね。
あの正反対な感じで、素直で、いい。


旅が、素直な人をより素直に、優しい人をより優しくしていくのなら、
自分の娘にも、心配すぎて胃に潰瘍を作ってでも、僕はひとり旅をさせたいところです。
</div>
<div class="photo"></div>]]></description>
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         <pubDate>Thu, 23 Oct 2008 19:57:50 +0900</pubDate>
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